令和4年度病害虫発生予報第4号を発表します。向こう1か月における農作物の病害虫発生予報の概要は以下のとおりです。なお、詳細については関連資料をご覧ください。
向こう1か月の予報
1 作物
イネでは、穂いもち、斑点米カメムシ類の発生量はやや多と予想されます。防除を行ってください。紋枯病、白葉枯病、セジロウンカ、トビイロウンカの発生は平年並と予想されます。イネクロカメムシ、ツマグロヨコバイの発生量はやや少と予想されます。
ダイズでは、吸実性カメムシ類の発生量はやや多と予想されます。今後の発生状況に注意して防除してください。ハスモンヨトウの発生量は平年並、紫斑病、コガネムシ類の発生量はやや少と予想されます。
2 果樹
カンキツでは、黒点病、かいよう病(温州、中晩柑)、ミカンハダニの発生量は平年並と予想されます。チャノキイロアザミウマの発生量はやや少と予想されます。
果樹共通では、カメムシ類の発生量は多と予想されます。発生が認められる場合は速やかに防除を実施してください。
3 茶
チャでは、チャノコカクモンハマキの発生量はやや多と予想されます。今後の発生状況に注意してください。カンザワハダニの発生量は平年並と予想されます。炭疽病、チャノミドリヒメヨコバイ、チャノキイロアザミウマの発生量はやや少と予想されます。
4 野菜
イチゴでは炭疽病の発生量は平年並と予想されます。