令和7年2月28日(金)9時15分頃、伊勢市内の医療機関から伊勢保健所へ、「嘔吐、腹痛、下痢等の食中毒症状を呈した4名の患者を診察し、患者らは共に寺院の法事で提供された弁当を喫食している」旨の通報がありました。
同保健所が調査したところ、2月24日(月・振休)に伊勢市内の飲食店が調理し、同市内の寺院の法事で提供された弁当を喫食した26名中20名が同様の症状を呈していることが判明しました。
同保健所は、有症者に共通する食事が他にないこと、複数の有症者及び調理従事者1名の便からノロウイルスが検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該飲食店が提供した弁当が原因の食中毒と断定し、本日付けで当該飲食店を営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員快方に向かっています。