1 概要
令和3年10月22日(金)、鳥羽市内の宿泊施設から伊勢保健所へ、宿泊客複数名が、腹痛、下痢等の食中毒様症状を呈しているとの連絡がありました。
伊勢保健所が調査したところ、10月21日(木)から22日(金)にかけて当該施設に宿泊した修学旅行生1グループ90名のうち、現時点で67名が同様の症状を呈していることが判明しました。
同保健所は、複数の有症者の検便からウエルシュ菌が検出されたこと、有症者の発症日時が集中しており、ウエルシュ菌の潜伏時間の特性と一致する共通食が他にないことから、当該宿泊施設内の団体客用厨房で調理した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで団体客用厨房を営業禁止処分としました。
なお、調査の結果、本件の原因は団体客用厨房であると判明したため、同施設内の他の厨房及び宿泊業については営業禁止の対象とはしていません。
また、有症者は全員快復しています。