1 概要
令和2年11月9日(月)11時30分、伊勢市内の医療機関から伊勢保健所へ、「11月7日11時30分頃、吐き気及び腹痛を呈して来院した患者の胃よりアニサキス1匹を摘出し、アニサキス症と診断した。」との届出がありました。
同保健所が調査したところ、11月6日(金)の夕食で伊勢市内の飲食店を利用した1グループ2名中1名が、11月7日(土)2時頃から、吐き気、腹痛の症状を呈していたことが判明しました。
同保健所は、医療機関において患者からアニサキスの虫体が摘出されたこと、患者の症状および潜伏期間がアニサキスによるものと一致すること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったこと、発症日から遡った潜伏期間中に喫食した鮮魚介類は当該施設における食事のみであったことから、当該施設が原因の食中毒と断定し、本日付けで営業禁止処分としました。
なお、患者は既に回復しています。