1 概要
令和2年7月17日(金)18時頃、桑名市内の高齢者福祉施設から桑名保健所へ、入所者複数名が吐き気、嘔吐の症状を呈しているとの連絡がありました。
桑名保健所が調査したところ、7月17日(金)の昼食に当該施設内の給食事業者が提供した給食を喫食した144名中14名が同様の症状を呈していることが判明しました。
桑名保健所は、複数の有症者の嘔吐物および便から黄色ブドウ球菌(エンテロトキシン産生)が検出されたこと、当日の保存食から有症者と同じ食中毒菌が検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該給食事業者が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員快方に向かっています。