平成29年12月8日(金)午後1時頃、松阪市内の医療機関から松阪保健所へ、アニサキス症の疑いのある患者を診察した旨の連絡がありました。
松阪保健所が調査したところ、患者は平成29年12月6日(水)午前から胃痛の症状を呈しており、受診した医療機関で患者の胃よりアニサキスの虫体が摘出されていたことが判明しました。なお、患者が喫食した食品、利用施設等について調査を行いましたが、発生場所等の特定には至りませんでした。
同保健所は、患者の症状がアニサキス食中毒と一致していること、患者の胃からアニサキスの虫体が摘出されたこと、受診した医師からの届出があったことから、アニサキスによる食中毒と断定しました。
なお、患者は既に回復しています。