令和6年度自動車税(種別割)の納期内納付率は、件数ベースで88.8%(前年度88.2%)、税額ベースで88.2%(前年度87.5%)となり、納期内納付推進の取組を開始した平成16年度(件数ベースで70.4%、税額ベースで69.0%)から20年連続で上昇しました。
本県では自動車税(種別割)の納期内納付率の向上をめざし、広報紙・ラジオ・ポスター掲示等による普及啓発活動を行うとともに、県民が納税しやすい環境の整備を行うことにより、滞納発生を未然に防止し、徴税コストの縮減に努めています。
1 自動車税(種別割)における納税環境整備について
コンビニエンスストアでの納付は、全体の約4割を占めており、利便性の高い納付方法として納税者に定着してきましたが、近年はクレジットカードやスマートフォン決済アプリを利用される納税者の方が増加しています。
今後も自動車税(種別割)の多様な納付手段について、県民の皆さんへの周知・広報を図っていきます。
【主な納付手段】
○コンビニエンスストア
件数ベース37.6%(前年度39.2%)、税額ベース38.8%(前年度40.5%)
○金融機関等窓口
件数ベース31.3%(前年度32.0%)、税額ベース29.2%(前年度29.9%)
○スマートフォン決済アプリ
件数ベース8.1%(前年度6.6%)、税額ベース8.5%(前年度6.9%)
○クレジットカード
件数ベース5.4%(前年度5.2%)、税額ベース5.8%(前年度5.6%)
2 収入未済額の縮減について
自動車税(種別割)については、納期内に納付された方との公平性を担保するため、年度内に処理を完結する「単年度整理」を意識し、計画的な滞納整理を実施しています。
滞納となった方に対しては、6月26日に督促状を発付し、財産調査や滞納処分など滞納整理を推進し、収入未済額の縮減に努めます。