県税滞納整理における預貯金調査について、預貯金調査システムの利用による電子化を開始します。
1 経緯
県税の滞納整理に関する預貯金調査は、調査依頼文書を各金融機関あてに郵送し、回答書を返送してもらう方法で行っていますが、書類の作成、郵送によるやりとり、金融機関からの回答に時間がかかることが課題となっていました。
また、金融機関にとっても事務処理が負担になっていることから、株式会社百五銀行と預貯金調査の電子化を推進することに合意し、スマート自治体推進の一環として、預貯金調査システムの利用による電子化を県内8県税事務所で開始することとしました。
なお、預貯金調査システムの利用については、県内の自治体では県が最初となり、県内の金融機関では株式会社百五銀行が最初となります。
2 利用開始日
令和2年10月1日
3 利用する電子システム
預貯金調査システム(※)
(提供会社)株式会社NTTデータ
※LGWAN(総合行政ネットワーク)を使用し、民間事業者が提供する電子システムを介して電子媒
体で調査を依頼することにより、金融機関からの回答結果も電子媒体で受け取れる仕組みです。
4 今後について
預貯金調査システム導入により、調査事務を効率化し、滞納整理を推進することで、納期内に納税いただいている大多数の納税者との公平性を図るとともに、さらなる税収確保を目指します。