県南部地域の広域的な「関係人口」を募る仕組みとして開設したバーチャル度会県において、8月20日から募集を開始した県民登録者数が500人を突破しました。
10月13日(土)には、東京・三重テラスにおいて、初の「度会県民の集い」を開催するとともに、10月から11月にかけて、南部地域で「度会県民参加型プロジェクト」を3件実施するなど、度会県民と南部地域との継続的なつながりづくりをさらに進めていきます。
1 「度会県民の集い」の開催
(1)日時 平成30年10月13日(土) 13時30分から17時00分まで
(2)場所 三重テラス2階(東京都中央区日本橋室町2-4-1 YUITO ANNEX 03-5542-1035)
(3)内容
度会県民同士及び県民と地域で暮らす人びととの交流を図ることで、三重県南部地域に対する想いを共有するとともに、県民参加型プロジェクトへの参画を促し、県民と地域との継続的なつながりづくりに向けた機運を醸成します。当日は、「度会県ナウ」と「ネクスト度会県」の2部構成で開催します。
【度会県ナウ】
今、度会県で行われている(行われようとしている)県民参加型プロジェクトに関して、それぞれの地域で活動するキーパーソンがパネルディスカッションを行います。
【ネクスト度会県】
今後、度会県民としてやってみたいことなどについて、参加者の意見をもとにトークセッションを行います。
(4)定員 40名(先着順)
(5)参加申込方法 度会県公式ホームページ(https://wataraiken.com/)から要申込
2 「度会県民参加型プロジェクト」の実施
(1)引本関船祭応援プロジェクト(紀北町:10月21日(日))
かつては漁業で栄えた引本浦地区も、今年度限りで小学校が廃校となるなど、地域の若者の減少は著しく、それに伴い、受け継がれてきた関船祭の担い手も不足しています。地元のボランティアグループなどの協力も得ながら実施しているものの、見物客も少なく、かつての活気は見られません。
このため、関船祭の担ぎ手及び見物客を募集し、住民と一緒になって祭りを盛り上げることで、今後も継続的に引本浦地区に関わってもらう関係性を築きます。
(2)三木里ビーチ・エコプロジェクト(尾鷲市:10月28日(日))
夏の海水浴シーズンが終わると、三木里ビーチへの来訪者が減り、町に活気がなくなるうえ、台風襲来により大量のごみが流入しています。地域において、定期的な清掃活動を行っているものの、清掃員の高齢化により負担が大きくなっています。
このため、度会県民に三木里ビーチの清掃活動に参加してもらうとともに、流木アートの制作や三木里の郷土料理を取り入れた昼食会を実施することで、三木里地区への愛着を高めます。
(3)南伊勢町応援記者化プロジェクト(南伊勢町:11月17日(土)・18日(日))
豊かな自然を有する南伊勢町であるが、対外的な発信力が弱く、その魅力が十分に地域外に伝わっていない現状があります。
そのため、南伊勢町の魅力を発信してもらう記者を募り、町内の自然観察や漁業体験、さらには記事発信のための講座を組み合わせたツアーを実施することで、情報発信の充実とさらなるファン層の獲得につなげます。
3 度会県民登録者数(9月25日現在)
(1)登録者数 505人
(2)居住地(都道府県)別内訳
・三重県 267人(52.9%)
・関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県) 120人(23.8%)
・三重県を除く東海地方(岐阜県、静岡県、愛知県) 42人(8.3%)
・関西地方(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県) 47人(9.3%)
・その他 29人(5.7%)
(3)年齢別内訳
・19歳以下 28人(5.5%)
・20歳代 70人(13.9%)
・30歳代 93人(18.4%)
・40歳代 135人(26.7%)
・50歳代 113人(22.4%)
・60歳代 53人(10.5%)
・70歳代 9人(1.8%)
・80歳以上 4人(0.8%)