県と尾鷲市は、東京大学の学生が地域に密着して課題を探り、解決策を提案する「フィールドスタディ型政策協働プログラム」に協力し、8月23日(水)から9月15日(金)までの日程で、学生4名を受け入れます。
なお、同プログラムは、東京大学が今年度から新たに取り組み始めたものであり、三重県のほか9県が学生を受け入れることとなっています。
1 東京大学「フィールドスタディ型政策協働プログラム」とは
東大生が、地方自治体から投げかけられた課題に対し、地域の現場を奔走しながら現状について身をもって体験・把握し、その課題解決に向け、自ら考え、または学内の知見を有する教職員の協力を得て問題解決の糸口を探りだす人材育成プログラム。事前調査、現地活動、事後調査を通じて、解決の道筋提案を行います。
今年度からの新たな取組であり、県と尾鷲市では、大学からの協力依頼を受けて、学生の受け入れ調整を進めてきました。
2 現地活動受入期間
平成29年8月23日(水)から9月15日(金)まで(24日間)
3 現地活動場所(滞在場所)
尾鷲市九鬼町(民宿又はゲストハウスを滞在拠点とします)
4 受入学生
・西村 文吾さん (教育学部3年)【リーダー】
・斎藤 航さん (経済学研究科修士課程1年)【副リーダー】
・徐 逸清さん (経済学研究科修士課程2年)
・坂田 理子さん (工学系研究科修士課程2年)
5 活動テーマ
「漁村の未来をつくる市民大学設立の支援」
地域おこし協力隊の活動に東大生が参加し、「地域外の人びとが、地域住民から漁業や地域の文化・歴史を学ぶ場」であるとともに、「地域住民が、大学研究者等から多彩な学術的知識を学ぶ生涯学習の場」としての市民大学の設立に向けた検討を行います。
6 当面の予定
・8月23日(水) 尾鷲市到着
・8月26日(土) 「漁村×学シンポジウム」開催(尾鷲市九鬼町187 九鬼漁村センター)
・8月29日(火) 尾鷲市長表敬訪問(9時00分から9時30分まで)
※その他、テーマに沿った課題整理や住民の方との対話、交流、漁業体験などを予定しています。
7 その他
・三重県以外の受入県は次のとおりです。
青森県、石川県、福井県、山梨県、長野県、鳥取県、高知県、宮崎県、鹿児島県