三重県内市町の令和3年度普通会計決算及び健全化判断比率等(速報)及び公営企業会計決算の概要を公表します。
1 普通会計決算の状況
(1)決算規模・決算収支
① 歳入総額 8,776億1,793万円
地方交付税が増加した一方、国庫支出金や地方税のうち固定資産税が減少したことなどから、前
年度に比べて1,216億2,034万円(12.2%)減少しました。
② 歳出総額 8,347億8,665万円
扶助費や積立金が増加した一方、補助費等や普通建設事業費が減少したことなどから、前年度に
比べて1,338億3,122万円(13.8%)減少しました。
③ 実質収支 合計367億4,266万円
昭和63年度以降34年連続で全団体の実質収支が黒字となりました。
(2)財政分析指標等
① 経常収支比率 県平均86.4%
前年度に比べて2.8ポイント低下しました。
② 積立金現在高 2,669億390万円
前年度末より230億1,261万円(9.4%)増加しました。
③ 地方債現在高 6,643億2,550万円
前年度末より147億2,680万円(2.2%)減少しました。
2 健全化判断比率等の状況
(1)実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率
いずれも早期健全化基準以上の団体はありません。
(2)資金不足比率
経営健全化基準(20%)以上の公営企業会計及び資金不足がある公営企業会計はともに
ありません。
3 公営企業会計決算の状況
決算規模は2,138億8,055万円(法適用 2,008億7,783万円、法非適用 130億272万円)で、
前年度の2,117億1,203万円に比べ21億6,852万円、1.0%の増となっています。
※ その他概要につきましては、別添資料のとおりです。
(参考)健全化判断比率に係る早期健全化基準(市区町村)
・実質赤字比率:財政規模に応じて11.25%~15%
・連結実質赤字比率:財政規模に応じて16.25%~20%
・実質公債費比率:25%
・将来負担比率:350%