三重県内市町の平成30年度普通会計決算及び健全化判断比率等の概要(確報)を公表します。
令和元年9月末に公表しました速報から、数値の異動はありません。
1 普通会計決算の状況
(1)決算規模・決算収支
① 歳入総額 7,771億9,549万円
諸収入や地方交付税が減少した一方、地方税や繰入金、地方消費税交付金が増加したことな
どから、前年度に比べて211億7,982万円(2.8%)増加しました。
② 歳出総額 7,554億1,284万円
貸付金や扶助費が減少した一方、普通建設事業費や積立金が増加したことなどから、前年度
に比べて195億4,822万円(2.7%)増加しました。
③ 実質収支 合計170億4,721万円
昭和63年度以降31年連続で全団体の実質収支が黒字となりました。
(2)財政分析指標等
① 経常収支比率 県平均89.5%
前年度に比べて1.7ポイント低下しました。
② 積立金現在高 2,469億6,109万円
前年度末より28億3,459万円(1.2%)増加しました。
③ 地方債現在高 6,914億4,023万円
前年度末より74億1,851万円(1.1%)増加しました。
2 健全化判断比率等の状況
(1)実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率
いずれも早期健全化基準以上の団体はありません。
(2)資金不足比率
経営健全化基準(20%)以上の公営企業会計はありませんが、尾鷲市の病院事業会計では資金
不足額が発生し、資金不足比率は3.3%となっています。
※ その他概要につきましては、別添資料のとおりです。
(参考)健全化判断比率に係る早期健全化基準(市区町村)
・実質赤字比率:財政規模に応じて11.25%~15%
・連結実質赤字比率:財政規模に応じて16.25%~20%
・実質公債費比率:25%
・将来負担比率:350%