JR関西本線は、毎日の通勤、通学、通院や買物など私たちの日常生活を支える大切な鉄道ですが、近年、人口減少の進展等により、利用者が大きく減少しています。そのため、「関西本線活性化利用促進三重県会議」では、JR関西本線を維持・活性化していくための取組をすすめることとしています。
この度、JR関西本線通勤利用の促進に向けた取組の活性化につなげるため、新たにJR関西本線の亀山~島ケ原間の全部又は一部の区間を通勤利用していただける従業員(モニター)のいる企業(事業者)を募集します。
ぜひ、この機会に、ビジネスでJR関西本線を利用してみませんか。
1 事業の概要
協力企業(事業者)を通じて現在JR関西本線を通勤利用していない人を対象に、チャージ済みのICカード乗車券(ICOCA)を配布し、モニター(従業員)に実際に利用していただくことで、通勤利用の可能性を探るとともに、二次交通との接続といった利便性に関する課題の整理等を行い、関西本線の利用促進に向けた取組の活性化につなげます。
2 事業実施の主な流れ
(1)企業(事業者)が企業内でモニターを募集する。
(2)モニター希望者(従業員)が、勤務先の企業(事業者)に申し出る。
(3)企業(事業者)が、モニター事業に申し込む。
(4)事務局から協力企業宛てにICOCAを発送。モニターにICOCAを配布する。
(5)モニターが、ICOCAを使用してJR関西本線の亀山~島ケ原間の全部又は一部の区間をビジネス(通勤・出張)で利用する。
(6)モニターが、利用後にアンケートに回答する。
3 協力企業の条件
(1)モニターのとりまとめやICOCAの配布・管理等、当事業に協力する。
(2)企業(事業者)名を県HP等で公開する。
※企業の代表者、役員又は使用人その他の従業員若しくは構成員等が三重県暴力団排除条例第2条に規定する暴力団、暴力団員又は暴力団関係者に該当せず、かつ将来にわたっても該当しないこと。また、上記の暴力団、暴力団員及び暴力団関係者が経営に事実上参画していないこと。
4 モニターの条件
(1)現在、JR関西本線の亀山~島ケ原間の全部又は一部の区間を通勤利用していない。
(2)モニター実施期間中に、JR関西本線の亀山~島ケ原間の全部又は一部の区間を通勤で利用する。
(3)モニター実施期間中に、対象経費10,000円分の利用に努める。
※出張利用も可としますが、5,000円以上は通勤で利用いただく必要があります。
(4)利用後にアンケートに回答する。
※実施結果(ICOCA利用データ、アンケート回答内容)については、統計的に処理したうえで公表します。
※目的外の利用や利用実績が少ない等モニターの条件を満たしていないと判断した場合は、相当額を返還いただきます。
5 対象経費及びチャージ料
JR西日本が運行する関西本線の亀山~島ケ原間の全部又は一部の区間が行程に含まれる、ビジネス(通勤・出張)による移動における次の経費
【対象経費】
(1)鉄道運賃
(2)バス運賃
(3)その他、駐車場利用料等ビジネス利用による移動にかかる経費
(4)ICOCAで支払えない(1)から(3)の経費についても、対象経費の利用実績に含める。※利用後のアンケートを通じて、確認します。
【ICOCAチャージ料】10,000円
※出張利用も可としますが、5,000円以上は通勤で利用いただく必要があります。
6 モニター実施期間
ICOCA到着から令和5年9月30日(土)まで
※ICOCA発送は、令和5年8月25日(金)を予定
7 モニター数
100名
8 協力企業申込方法
(1)募集期間 令和5年8月18日(金)まで
(2)申込方法 WEB専用フォーム
URL:https://forms.gle/gWGiEW1Z4jKKjVrh6
9 問い合わせ先
三重県地域連携・交通部交通政策課
電話番号:059-224-2622
ファクス番号:059-224-2219
メールアドレス:kotsu@pref.mie.lg.jp
10 実施主体
関西本線活性化利用促進三重県会議
(参考)関西本線活性化利用促進三重県会議の概要
1 設 置 令和4年6月27日
2 構 成 三重県、亀山市、伊賀市、西日本旅客鉄道株式会社
3 事務局 三重県地域連携・交通部交通政策課交通政策班