令和5年7月の鉱工業生産指数は、前月比5.7%の低下で2か月ぶりにマイナスとなり、99.3(季節調整済指数、平成27年=100)となりました。低下した業種は金属製品工業、電子部品・デバイス工業、電気機械工業などで、上昇した業種は輸送機械工業、生産用機械工業、化学工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比1.4%の上昇で2か月連続でプラスとなり、93.3(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は食料品工業、金属製品工業、その他工業などで、低下した業種は電気機械工業(旧分類)、プラスチック製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業などでした。
また、原指数(平成27年=100)で前年同月比をみると、生産指数は17.3%の低下で10か月連続でマイナスとなり、在庫指数は2.1%の低下で2か月連続でマイナスとなりました。