三重県内経済情勢（令和５年6月の指標から）

三重県内経済は、弱い動きとなっている。

【概況】
　（生産）
　　生産は、減少している。
　　鉱工業生産指数は、4か月ぶりに前月比増となったが、7か月後方移動平均は、前月から減少し、減少傾向が続いている。
　
　（個人消費）
　　個人消費は、一部に弱さがみられるものの、全体としては持ち直しの動きがみられる。
　　大型小売店（百貨店・スーパー）販売額の前年同月比（既存店調整値）は、3か月連続でわずかにプラスとなり、7か月後方移動平均でみると、前月から小幅に減少した。

　　自動車（新車）登録台数（軽自動車を除く）及び軽自動車（新車）販売台数の合計の前年同月比は、　10か月連続でプラスとなり、7か月後方移動平均でみても、前月から小幅に増加した。

　（雇用情勢）
　　雇用情勢は、弱さがみられる。
　　有効求人倍率は1.29倍で、前月を0.02ポイント下回った。