三重県内経済は、厳しい状況が続いているものの、持ち直している。
【概況】
(生産)
生産は、持ち直しの動きがみられる。
鉱工業生産指数は、3か月ぶりに前月比減となったが、7か月後方移動平均でみると、前月から
横ばいとなった。
(個人消費)
個人消費は、一部に弱さがみられるものの、全体としては持ち直しの動きがみられる。
大型小売店(百貨店・スーパー)販売額の前年同月比(既存店調整値)は、3か月ぶりにプラスと
なり、7か月後方移動平均でみても、前月比増となった。
自動車(新車)登録台数(軽自動車を除く)及び軽自動車(新車)販売台数の合計の前年同月比は、
11か月連続でマイナスとなったが、7か月後方移動平均でみると、前月からほぼ横ばいとなった。
(雇用情勢)
雇用情勢は、感染症の影響が残るものの、持ち直しの動きがみられる。
有効求人倍率は1.42倍で、前月を0.02ポイント上回った。