平成28年12月の生産指数は、前月比1.5%の低下で3か月ぶりのマイナスとなり、134.4(季節調整済指数、平成22年=100)となりました。低下した業種は電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、金属製品工業などで、上昇した業種は生産用機械工業、業務用機械工業、食料品工業などでした。
一方、在庫指数は前月比4.1%の低下で7か月連続のマイナスとなり、109.2(季節調整済指数)となりました。低下した業種は電気機械工業(旧分類)、非鉄金属工業、パルプ・紙・紙加工品工業などで、上昇した業種は食料品工業、石油・石炭製品工業、はん用・生産用・業務用機械工業などでした。
また、原指数(平成22年=100)で前年同月比をみると、生産指数は3.5%の上昇で2か月連続のプラス、在庫指数は4.8%の低下で2か月連続のマイナスとなりました。