「大学生国際会議in三重」は、伊勢志摩サミットの開催成果を確かな資産として明日につなぐため、昨
年度初めて開催した、県内外の学生・留学生の交流プログラムです。
今回、「UNICOM2017 第2回大学生国際会議in三重」を開催します。
1 名称
UNICOM2017 第2回大学生国際会議in三重
※UNICOM(ユニコム):University Students’ International Conference in Mie
2 目的
グローバル人材育成のメッカとしてのブランド確立をめざすとともに、三重でしかできない体験や地域
課題についての討議を通じて三重県ファンをつくることを目的としています。また、県内学生について
は、新たな視点(グローバルな視点を含む)から三重県を捉え直し地域の持つ魅力を再発見する機会とし
てもらうとともに、学生自身の成長を促進します。
3 主催
三重県・一般社団法人KIP知日派国際人育成プログラム(略称:KIP)
※一般社団法人KIP知日派国際人育成プログラム(Knowledge Investment Programs)は、
「知日派の国際人」を育成するという大きな目標のもと、日本を知る国際派日本人の育成、多様性を
もって相互理解の促進を図ること等を理念として、大学生・院生、留学生を中心に活動する会員制の討
論グループです。
4 期間
平成29年11月3日(金・祝)~11月5日(日) 2泊3日
5 場所
鳥羽市(答志島)および伊勢市
6 内容
(1)1日目【11月3日(金・祝)】
○鳥羽市内視察
時間 12時20分から13時50分まで
場所 ミキモト真珠島
内容 真珠養殖の歴史や仕組みを学ぶとともに、海女の実演を見学します。
(12時40分から13時00分までは参加者オリエンテーションを実施します。)
○答志島概要説明
時間 14時30分から16時15分まで
場所 和具集荷場(答志島和具地区内)
内容 答志島の概要や歴史、文化を島の旅社推進協議会のスタッフが説明します。
○開会式
時間 16時45分から17時15分まで
場所 答志コミュニティアリーナ(鳥羽市答志町943)
内容 主催者あいさつ(三重県渡邉副知事、KIP理事長)、来賓あいさつ(鳥羽市長)、参加学生
紹介等
○地元交流会
時間 17時30分から19時00分まで
場所 答志コミュニティアリーナ
内容 参加学生と地元住民との交流を行います。
(2)2日目【11月4日(土)】
○一次産業等体験 ※3班に分かれて実施します
時間 8時00分から11時00分まで
Aコース:干物づくり(島の旅社推進協議会)
場所 米由(こめよし)商店加工場(鳥羽市答志町1357-1)
内容 答志島の主要産業である漁業の現状と課題についてレクチャーを受けた後、答志島で水揚げ
された魚を使って干物づくりを行います。
参加者 参加学生25人
Bコース:牡蠣養殖作業体験(鳥羽磯部漁業協同組合桃取支所)
場所 牡蠣養殖場(鳥羽市桃取町地内)
内容 答志島桃取地区で営まれている牡蠣養殖について、ブランド化の取組などのレクチャーを受
けた後、牡蠣養殖の作業を体験します。
参加者 参加学生25人
Cコース:漂着ごみ拾い(鳥羽磯部漁業協同組合桃取支所)
場所 奈佐の浜(鳥羽市桃取町地内)
内容 日常的に多量のごみが漂着する答志島の奈佐の浜において、広域的な清掃活動や啓発の取組
についてレクチャーを受けた後、実際にごみ拾いを行います。
参加者 参加学生28人
○伝統文化等聞き取り ※2班に分かれて前半・後半交代で実施することにより両コースを全員が体験
します。
時間 13時00分から15時00分まで
Aコース:海女文化・寝屋子制度
場所 寝屋子交流の館(鳥羽市答志町23)
内容 答志島の海女文化や寝屋子制度について、聞き取りを行います。
Bコース:路地散策
場所 鳥羽市答志町地内
内容 答志島の路地を歩きながら島の旅社推進協議会のスタッフが島の暮らしや文化を案内しま
す。
○討議Ⅰ
時間 15時30分から18時30分まで
場所 答志コミュニティアリーナ
テーマ
「若者と環境規制 ~大学内におけるペットボトルの販売を禁止すべきか~」
伊勢志摩サミットにおいて、資源効率性・3Rや海洋ごみをはじめとした環境問題が議論されたこ
とや、答志島の漂着ごみの一定割合をペットボトルなどの生活系のごみが占めている現状をふまえ、
学生に身近なテーマを題材に、利便性と環境保全の対立軸についてディベートを行います。
(3)3日目【11月5日(日)】
○伊勢市内視察(伊勢神宮内宮見学)
時間 9時10分から10時40分まで
場所 伊勢神宮内宮(伊勢市宇治館町1)
内容 伊勢志摩サミットで各国首脳が訪れた伊勢神宮内宮を訪問し、日本人の精神性を体感します。
○伊勢市内視察(神宮徴古館見学)
時間 10時50分から11時35分まで
場所 神宮徴古館(伊勢市神田久志本町1754-1)
内宮 伊勢や神宮の祭典や歴史、文化を学びます。
○討議Ⅱ
時間 12時45分から15時00分まで
場所 皇學館大学9号館5階大会議室(伊勢市神田久志本町1704)
テーマ
「海女漁の継承と発展について若者としてできること」
国の重要無形民俗文化財にも登録された海女漁について、その継承と発展のための方策を学生の目
線から議論します。
○総括
時間 15時00分から16時10分まで
場所 皇學館大学9号館5階大会議室
内宮 3日間を振り返りながら、「三重に人を呼び込むためには」というテーマで参加学生から三重
県に提案を行います。
○閉会式
時間 16時15分から16時30分
場所 皇學館大学9号館5階大会議室
内容 参加学生代表あいさつ、主催者あいさつ(KIP理事長、三重県知事)
※スケジュールは別紙1のとおりです。
7 参加者
○首都圏を中心とする県外大学生、大学院生、留学生 42人(うち留学生14人)
○県内大学生、大学院生、高等専門学校生、留学生 36人(うち留学生22人)
計 78人(うち留学生36人)
※留学生の出身国は、ドイツ、フランス、ロシア、中国、韓国、台湾、ベトナム、インド、アフガニス
タン、トルコ、ガーナの11の国・地域