三重県では、公共事業への県民の理解を深めるために、その目的、効果、成果ならびに工事施工を担っている建設業の役割を広報する取組を行うこととしています。
今回、熊野市立井戸小学校の児童を対象に、紀伊半島大水害に伴う災害復旧工事の現場見学会を開催しました。
事前に理科の授業で「流れる水のはたらき」を勉強したのち、現地で川の流れる様子や災害復旧工事の作業状況を見ていただきました。また、建設機械の試乗体験や機器を使った測量体験なども行いました。
参加した児童からは、災害復旧工事の目的がよくわかったといったお声をいただくなど盛況に開催することが出来ました。
見学会概要
日時 平成26年10月28日(火) 午前10時30分から12時00分
場所 井戸川災害復旧工事施工現場(熊野市井戸町瀬戸地内)
内容 災害復旧事業の目的の説明
災害復旧工事の作業状況の見学
参加者 熊野市立井戸小学校 5年生28名(引率教員3名)
その他 今回の見学会は、三重県建設業協会熊野支部、熊野商工会議所建設業部会、
三重県熊野建設事務所との共催により実施しました。
参加者の主な感想
「初めて工事現場を見せてもらい、勉強になった」
「大きな岩が流されるほど、水の力が強いことに驚きました」
「建設機械の試乗や測量体験がおもしろかった」
(工事概要)
工事名:二級河川井戸川水系井戸川砂防災害関連(護岸工)工事その14
箇所:熊野市井戸町瀬戸地内
事業の目的:紀伊半島大水害に伴う災害復旧を進めています。
今回の工事箇所の特徴等:床固工、大型ブロック積工、ブロック積工
概要:施工延長 L=155.6m
施工者:株式会社 井本組
工期:平成26年7月25日~平成27年2月4日