三重県教育委員会では、発生すれば甚大な被害をもたらす地震や津波から児童生徒の命を守ることを目的に、学校防災緊急対策プロジェクトを設置し、学校の防災対策・防災教育について検討を進めてきました。
この度、学校の防災対策・防災教育について、根本的な見直しや取組の強化を行うための課題、今後の指針および具体的な対応例等を次のとおりとりまとめました。
1 指針の主な内容
(1)目的、取組主体
(2)これまでの学校防災の主な取組
国および三重県の主な取組を記載しました。
(3)現在の防災対策・防災教育の課題と今後の指針
学校の防災の課題を15に分けて整理し、今後の指針や具体的な対応例を記載しました。
(4)今後の学校防災に関する重点方策
今後、学校の防災対策・防災教育の充実のために取り組む5つの方策を記載しました。
※詳細は、概要または本冊を参照してください。
2 今後の対応
平成24年1月に、本指針を市町教育委員会および県内すべての公立小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に送付し、各学校および市町教育委員会に本指針に基づく、従来の防災対策・防災教育の見直しと取組の強化を依頼します。
また、本年度から毎年、学校の防災対策・防災教育の取組状況の調査を実施し、取組の検証を行います。(本年度は1月から2月にかけて調査を行う予定です。)
なお、1月中旬に、市町教育委員会の学校防災の担当者を対象に説明会を行います。
※私立および国立の学校にも、参考に送付します。