明日のためのイカナゴ資源管理
伊勢湾でのイカナゴ資源管理手法を知る
伊勢湾のイカナゴ漁業では、以前から三重県と愛知県の漁業者が連携して、自主的な漁業管理が行われてきました。これに今まで不足していた科学的根拠を加味することで、更に発展させたものが現在の資源管理手法となっています。
これは科学的根拠に基づいた我が国でも例の少ない浮魚を対象とした先駆的な資源管理の実践事例となっています。
具体的には、4つの方策を柱に、資源管理に取り組んでいます(図3)。
漁業は、3K(経験、勘、根性)と言われてきましたが、新しい3K(科学的、計画的、共有の意識)の時代になってきたようです。