平成30年3月14日(水)に、学校法人高田学苑 高田短期大学において、中勢森林組合と高田短期大学による「津地域の木をもっと使って夢を育てよう」プロジェクト成果報告会が開催され、県内の保育関係者など関係機関の方々を招いて、新開発した木製品の披露と説明が行われました。
本プロジェクトは、平成29年6月14日に中勢森林組合と高田短期大学の間で協定調印されたもので、高田短期大学の保育系学生が福祉・保育現場で役立つ木製品の企画デザインを提案し、中勢森林組合が津地域産の木材を使用した製品を開発するという取組で、応募総数162点の中から選ばれた3つの企画デザインが、木製品ブランドKitokito(キトキト)として製品化(森のひみつ基地、探検ダイスキ、木もれ日の棚)されました。なお、今回完成した作品第1号については、高田短期大学へ寄贈されています。
今後は、この様な木の良さを生かした製品が福祉・幼児教育などの現場に普及・活用されること、それとともに地域産材の利用が進み、地域の林業の活性化と森林の持つ多面的な機能の発揮に繋がることが期待されます。
報告会に先立ち、デザインが採用された学生さん5名(3名による共同作品あり)の表彰式が行われました。
完成製品1、「木もれ日の棚」です。
完成製品2、「森のひみつ基地」です。
完成製品3、「探検ダイスキ」です。
デザインを考えてくれた学生たちを挟んで、中勢森林組合長(左端)および高田短期大学学長(右端)
作品の展示お披露目会場では、園児の皆さんに完成した作品で遊んでもらいました。