平成29年11月2日(木)、津市美里町内の「美里水源の森」において津市立みさとの丘学園5年生を対象に、美里林業研究グループが林業体験学習を行いました。山での林業体験に先立ち10月17日(火)に、真新しい校舎において古川会長による事前学習が行われ、例年にない相次ぐ台風通過に伴い現地学習は数度延期されていて、今日は待ちに待った「水源の森」での林業体験学習が行われました。
事前学習では、「木のお話」や「林業のお話」が行われ、水源の森では丸太切り体験や、中勢森林組合のベテラン職員によるチェンソーでの伐倒や枝打ちを見学しました。最後には、体験に参加された生徒さんから「思ったより木が堅かった」、「経験を積んだ人は切るのが早い」など感想が聞かれました。
美里林業研究グループは長年にわたり津市美里地域の小学生を対象に林業体験学習に取り組んで来ましたが、残念ながら、会員の高齢化に伴い今回の林業体験学習が最後の活動となります。長きにわたり林業体験を指導いただきありがとうございました。次年度以降はこれまでの学校との繋がりを絶やすことなく、「長野川流域環境保全協議会」が引き続いて林業体験学習を実施するよう津市立みさとの丘学園と調整を進めています。
なお、「美里水源の森」整備、林業体験学習の実施については、「みえ森と緑の県民税」市町交付金事業を活用しています。
平成29年10月17日(火)新しい教室での事前学習です。(枝を使ってのスギとヒノキを説明)
古川会長手作りの教材を持参し、年輪や循環した林業の説明です
平成29年11月2日(木)丸太切り体験の様子です。
中勢森林組合ベテラン職員による伐倒を見学しました
続いて、枝打ちを見学しました。