平成29年10月27日(金)、津市立芸濃小学校5年生を対象に中勢森林組合が「林業あおぞら授業」を久しぶりの青空の下、津市芸濃町内で実施中の森林整備地内で開催しました。林業の仕事や、地域の森林整備に取り組んでいる事を地域の小学生に学んでいただく機会として、中勢森林組合が芸濃小学校に呼びかけて実施しました。
中勢森林組合では、「農林中金林業再生事業」を活用し「後世に引き継ぐ雲林院城跡里山再生事業」として、集約化した団地の森林整備に取り組んでおり、今回はこの整備地を活用して授業を行いました。
ノコギリ、ヨキを使った昔の間伐を実施してきた組合長自らが指導にあたり、ノコギリとヨキを使い間伐体験を行いました。また間伐後には年輪の学習や、高性能林業機械の作業見学と搭乗体験が行われました。普段、見る事の無い林業機械を使った造材作業、積み込み作業などの見学が出来て良い機会になったと思われます。なお、搭乗体験の後には先生の引率により松谷製材所の見学が行われました。
中勢森林組合は県の登録制度にある「森のせんせい」に登録しており、今後も市内の小学校を対象にした林業体験活動の推進を支援していきます。
赤野森林組合長から林業のお話
ノコギリとヨキの説明です
組合長自らノコギリの使い方を指導されました
伐倒後には年輪を確認しました
高性能林業機械の見学です(ハーベスタプロセッサ)
フォワーダの操作見学です
見学後には高性能林業機械の搭乗体験をしました
津市芸濃小学校5年生と中勢森林組合のみなさんです