お知らせ情報
平成26年8月13日 |
夏休みの時期を迎え、人や物の動きが一層激しくなり、国内各空海港においても海外からのチャーター便などの増加も見込まれ、家畜の伝染病の侵入リスクが高まることから、動物検疫所においては、渡航者や入国者を対象に、動物検疫に係る情報提供、注意喚起等の強化、靴底消毒及び入国者に対する質問の着実な実施など、徹底した水際検疫を実施しています。 また、以下のウェブサイトに動物検疫に関する情報を掲載しております。
〇農林水産省HP
〇動物検疫所HP 「家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために~海外へ旅行される方へのお願い~」
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平成25年8月7日~9日 | 三重県では、家畜保健衛生所の新規採用職員を対象に、業務内容を盛り込んだ家畜疾病診断研修を実施しております。今年度は平成25年8月7日~9日の3日間のカリキュラムで実施しました。受講生は5名でした(新規採用職員3名、異動で配属になった職員2名)。研修内容は①畜産課家畜衛生班から、家畜衛生行政一般・家畜伝染病予防事業・獣医事や交付金事業・薬事などについての説明。②病性鑑定課から各担当ごとに実施。ウイルス部門ではウイルス性疾病の総論、鶏インフルエンザやニューカッスル病、オーエスキー病などの検査手技についての実習、細菌部門では基本的手技や細菌同定の進め方の説明や炭疽やサルモネラの診断方法について実習を行いました。病理部門では健康鶏6羽を用いた解剖学習、病性鑑定依頼の豚3頭を用いた病性鑑定解剖実習が実施されました。また、本年度から新規メニューとして、防疫危機管理課から実際に伝染病が発生した際に使用する防疫作業機器の取扱い(動力噴霧器、灯光器)についてデモ、注意事項の伝達が実施されました。
まだ入庁して4ヶ月少しの受講生にとって少々内容が盛りだくさんであったという声があがりましたが、同時に有意義な内容でこれから家畜防疫員として勉強していく良い刺激にもなったという声を得ることができました。新規採用職員の皆さんももこれからいろいろ経験をつんで、少しでも県民の皆様にお役にたてるよう成長していって欲しいと思います。(三重県7年目職員Uより)
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平成24年10月16日 | 平成24年10月16日に津市立一身田小学校で当所職員2名が講師となり、1年生を対象に「たまごがとどくまで」と題し、出前授業を行いました。 おんどりとめんどりの違いや、鶏の成長、そして養鶏場の鶏からみんなの食卓へ卵が届くまでの過程について楽しく学習しました。 教室では実際に卵を割って、中の様子を観察しました。左下の写真は新鮮な黄身につまようじを立てているところです。 児童達からは、「とさかは何のためにあるの?」「ヒヨコはどこから来るの?」といった質問の声が上がり、鶏や卵に興味を持ってくれた様子でした。
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平成24年8月27、28日 |
三重県では大学の獣医学科に在籍する学生を対象に、三重県獣医師職員の業務内容に関するインターンシップ研修を毎年実施しております。平成24年度も中央家畜保健衛生所、松阪食肉衛生検査所、畜産研究所の3機関で8月20日~28日の日程で計7名の獣医学生を受け入れました。 中央家畜保健衛生所では、8月27日~28日の2日間研修を開催しました。家畜保健衛生所の概要、家畜伝染病予防事業、伝染病の診断に係る検査などの説明ならびに各疾病検査部門における講義と実習を体験していただき、最終日には家畜保健衛生所職員との意見交換会を行った後、終了式にて学外実習終了書を交付しました。
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平成24年6月27日 | 6月27日に三重県総合文化センターにて『高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う感染卵及びヒナの焼却処分状況について』をテーマに講演会を開催しました。講師には愛知県豊川市経済環境部清掃事業課の篠原 英明先生をお招きしました。
昨年2月に新城市内の鳥インフルエンザ発生農場で処分した卵やヒナの焼却に関する詳細な処理方法や問題点および今後の課題についてわかりやすく教えて頂きました。本県でも昨年2農場で発生があったことから参加者の関心は高く、養鶏農家の方々を中心に93名の出席をいただきました。 |
平成23年11月16日 |
11月16日に、平成23年度伊賀地域家畜(鳥インフルエンザ・口蹄疫)防疫演習が伊賀農林商工環境事務所の主催により伊賀庁舎で開催されました。内容は鳥インフルエンザ・口蹄疫を巡る最近の情勢、発生時の防疫作業についての講演と、防疫服の着脱、車両消毒の実地訓練で伊賀支所の職員が講師として協力しました。当日は県市町関係機関者等から計63名の参加がありました。昨年度県内で2度も高病原性鳥インフルエンザが発生し、実際に防疫作業に従事された方も多く、参加者の関心も高かったです。
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平成23年11月8日 |
平成23年11月8日、津市の芸濃総合支所において「津地域鳥インフルエンザ防疫研修会」が行われました。 今年2月、本県においても高病原性鳥インフルエンザが発生したこともあり、紀宝町ならびに南伊勢町で実際に活動した現場での風景写真を交えて事例紹介がなされました。また、この地域で発生した場合における防疫体制の説明と、実働演習として、消毒ポイントでの車両消毒における注意点や要点の説明を行いました。参加者は、関係官公庁担当者・建設業協会関係者・警察・養鶏農家と幅広く113名の出席をいただきました。 |
平成23年10月14日 |
平成23年度伊賀産肉牛共進会が、10月14日に、伊賀産肉牛生産振興協議会の主催により、伊賀家畜市場で開催されました。伊賀管内(伊賀市、名張市)から計41頭が出品され、県畜産研究所職員他計7名の審査員が審査した結果、最高位の名誉賞には藤原利憲さんが肥育した「ふくはな」号が輝きました(写真)。 共進会に続いて行われた競りでも「ふくはな」号が41頭中最高の178万円で取引されました。その他入賞者はこちらの通りでした。 本大会の実施要領では、制限体重は760kg以下となっており、出品牛の内10頭が体重超過により入賞対象外となりました。伊賀地区では、精肉販売業者と生産者との生体取引が主流で、価格は生体重を参考に取引されるため、生産者の販売対策として、少しでも牛を大きくして出荷しようとする事情があると思われました。
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平成23年10月6日 |
平成23年10月6日に、『豚増殖性腸炎およびその新たな対策ワクチンについて』をテーマに、講演会を開催しました。講師にはベーリンガーインゲルハイムベトメディカジャパン株式会社からテクニカルサービス部の村山康則先生をお招きしました。講演後には活発な質疑応答が行われました。参加者からは、講演の内容はやや高度だったが、今後の業務に非常に参考になるとの高い評価が得られました。 |
平成23年9月26日 |
平成23年9月26日に、『伝染性ファブリキウス嚢病の予防と問題について』をテーマに、講演会を開催しました。講師には鳥取大学から山口剛士教授(獣医衛生学)をお招きしました。参加者は家畜保健衛生所職員のみでなく、農家、畜産関係団体や事業所、研究所の職員など多岐にわたり、関心の高さが分かりました。講演後には活発な質疑応答が行われ、アンケート調査では講演の理解度および参考度ともに高い評価が得られました。 |
平成23年8月29、30日 |
平成23年8月29日から30日に、『牛飼養農場でのサシバエの生態と対策』をテーマに、研修会を開催しました。講師には鳥取県でサシバエ対策に精力的に取り組まれている鳥取農業改良普及所の澤田寿和先生をお招きしました。参加者は家畜保健衛生所職員のみでなく、農家、畜産関係団体や事業所、普及所、研究所の職員など多岐にわたり、関心の高さが分かりました。29日の講習会はクイズ形式で進められ、実例や写真の紹介を織り交ぜて分かりやすく教えていただきました。30日は牛飼養農場での現地指導を実施しました。実際の牛舎や周辺環境を確認し、現状と対策を話し合いました。 |