1 日時 令和5年9月21日(木)19時05分から21時15分まで
2 場所 熊野市文化交流センター
3 概要
令和7年度に開校する紀南地域新高等学校について、校名選定の進め方や選定にあたり委員会として大
切にしたい考え方、子どもの意見聴取などについて協議を行いました。
各協議事項の概要は、以下のとおりです。
(1)校名選定の進め方について
資料1のとおり委員会を3回開催し、県教育委員会に提案する校名候補を選定することとなりました。
(2)校名選定の考え方について
基本方針や委員会として大切にしたい思いや願いについて協議し、第2回委員会であらためて整理する
こととなりました。主な意見は次のとおりです。
○ 「県内や近隣府県の高等学校と区別しにくい校名は避ける」とあるが、近隣府県とはどのような範囲
を表すのか。
⇒(事務局)県内に限らず生活圏内によく似た校名の学校ができることで混乱が生じないようにという
意図であるが、範囲が明確でないため、募集要項からは「近隣府県」という文言は削除することとした
い。
○ これから高校に入学する子どもたちが、自分の未来がここからスタートするというような夢や希望が
感じられる校名がよい。
○ 子どもたちがわくわくし、未来を描くことができる校名がよい。
○ この地域の歴史や文化を大切にした校名がよい。
○ 自然が豊かなこの地域の美しい景観を盛り込んだ校名がよい。
○ 常に感謝の気持ちを持つという思いが込められた校名はどうか。
○ 出会いを大切にする、感謝の気持ちを持つなど、社会に出てからも大切にしたいことが込められた校
名にしたい。
○ 卒業後に子どもたちになってほしい姿を表すような校名にしたい。
○ 両校の卒業生の母校に対する思いに応えられるような校名がよい。
○ これまでの両校のことを思い起こさせるような、なおかつ新たな誕生を感じられる校名がよい。
○ 長く親しまれるよう普遍性があり、新校に関わる多くの人が関係性を感じられる校名がよい。
○ 例えば、新校のコンセプトにある「つながる」のように、2校が1つとなったことのよさや校舎制の
メリットが分かるような校名がよい。
○ 若い世代の心をつかむように、言葉のイメージや音の響き、文字のインパクトも大切にしたい。
○ 子どもたちの思いや願いも聞いて校名を決めたい。
(3)子どもの意見聴取について
こども基本法の趣旨をふまえ、子どもたちが校名の応募に加え、選定過程にも参加する機会を設けるこ
ととしました。
選定過程への参加方法は、校名案に対する投票によるものとし、対象とする児童生徒や実施方法、投票
結果の取扱い等については、第2回委員会で協議することとなりました。
(4)校名案の募集要項について
募集要項については、委員からの意見を受けて一部修正を加え、10月上旬に公表することとなりまし
た。主な意見は次のとおりです
○ 協議された基本方針や委員会として大切にしたい考え方を、募集要項に反映させてはどうか。
○ 校舎名は、新校の概要案のとおり「木本校舎」、「紀南校舎」とするのか。
⇒(事務局)現時点ではそのように考えている。
○ 子どもからの応募かどうか把握できるように、属性を聞く項目を設けてはどうか。
○ 子どもたちへは教室掲示ではなく、一人ひとりにプリントを配付し、趣旨を丁寧に説明してほしい。
○ 自分たちに関わることを自分たちで決める機会であるので、ぜひ参画するよう促してもらいたい。
○ 子どもたちへ丁寧に周知する一方で、地域の方への広報が弱くなることも考えられるが、どのように
周知していくのか。
⇒(事務局)県の庁舎や各市町の役場等を通じて周知を図るとともに、PTAや商工会へも協力を依頼
したい。
(5)その他
委員長から、次回以降の委員会を非公開とすることについて提案があり、了承されました。