「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術と子猫の育成サポート」に係るクラウドファンディング結果報告(令和5年度)
飼い主のいない猫の不妊・去勢手術と子猫の育成サポート
事業概要
三重県では、猫の殺処分数の多くを占める飼い主のいない猫を減らす取組の一つとして、三重県動物愛護推進センター「あすまいる」を拠点に、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術等の支援を行っています。
猫は繁殖力の強い動物であり、野外での繁殖を防ぐためには不妊・去勢手術が必要です。そのため、県では、飼い主のいない猫を捕獲し、不妊・去勢手術をして元の地域に戻し、一代限りの命を見守る活動の支援を行っています。
また、保健所に引き取られる猫の多くは離乳前の子猫であり、育たずに亡くなることもあることから、このような幼齢猫の譲渡を促進するため、令和3年度から「子猫育成サポーター」の協力を得て、子猫の譲渡促進に取り組んでいます。
これらの取組の結果、令和4年度、三重県では、やむを得ず殺処分された猫の数がゼロとなりましたが、殺処分数ゼロを維持し、子猫の生存率を高めるため、令和5年度についても、飼い主のいない猫の手術と子猫の育成に必要な費用の一部を募集するクラウドファンディングを実施し、目標額を達成することができました。たくさんのご支援ありがとうございました。
寄附目標金額
2,000,000円
寄附金額及び件数
3,103,000円(244件、最終)
事業の実施結果(令和5年度)
飼い主のいない猫の不妊・去勢手術
・三重県動物愛護推進センター「あすまいる」における手術実施回数 11回 実施頭数 909匹
・協力動物病院における手術
協力動物病院数 29軒 実施頭数 285匹
子猫の育成サポート
・子猫育成サポーター登録人数 19人・育成し、譲渡した子猫の数 114匹
寄附金の使途等
いただいた寄附については、飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用、医薬品及び子猫の育成のために必要な物品の購入に全額活用しており、残額は令和6年度に繰り越し、手術費用と子猫の育成に必要な物品の購入に活用させていただく予定です。
内訳 | 歳入 | 歳出 |
令和5年度寄附額 | 3,103,000円 | |
前年度繰越額 | 1,277,958円 | |
飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費 ※ | 2,049,000円 | |
医薬品費 | 1,411,898円 | |
消耗品費(捕獲器、ペットシーツ等) | 400,311円 | |
飼料費(子猫用フード等) | 155.042円 | |
次年度繰越額 | 364,707円 | |
合計 | 4,380,958円 | 4,380,958円 |
過去のクラウドファンディング結果報告(平成30年度以降)
令和4年度の結果報告はこちら
令和3年度の結果報告はこちら
令和2年度の結果報告はこちら
令和元年度の結果報告はこちら
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