「飼い主のいない猫たちへの手術と育成サポート」にかかるクラウドファンディング結果報告
~飼い主のいない猫たちへの手術と育成サポート~
事業概要
三重県では、猫の殺処分数の多くを占める飼い主のいない猫を減らす取組の一つとして、三重県動物愛護推進センター「あすまいる」を拠点に、「飼い主のいない親猫」への不妊・去勢手術等の支援を行っています。
猫は繁殖力の強い動物であり、野外での繁殖を防ぐためには不妊・去勢手術が必要です。そのため、県では、飼い主のいない猫を捕獲し、不妊・去勢手術をして元の地域に戻し、一代限りの命を見守る活動の支援を行っています。
今回は、これに「子猫の育成」に関する取組を加え、親猫と子猫の両世代をケアする取組をはじめました。保健所に持ち込まれる猫の多くが飼い主のいない子猫であり、これらの子猫のうち自活できない子猫は生存率が低く、適切な飼養管理を必要とすることから、「子猫育成サポーター制度※」を盛り込み、より良い環境で育成することで、子猫の生存率を向上し、新たな飼い主への譲渡につなげています。
これらの活動を実施するため、手術に必要な費用に加え、子猫の飼育等に必要な物品の費用の一部を募集するクラウドファンディングを実施したところ、大変多くの方々にご支援をいただくことができました。
本当にありがとうございました。
寄附目標金額
2,000,000円
寄附申込総額
3,005,000円(最終)
「飼い主のいない猫たちへの手術と育成サポート」にかかるクラウドファンディングは、10月31日をもって募集を終了いたしました。
おかげさまで、たくさんのご支援をいただき、目標額を達成することができました。
皆様の温かいお気持ちに大変感謝しております。
事業の実施結果
飼い主のいない猫の不妊去勢手術
・三重県動物愛護推進センター「あすまいる」における手術
実施回数 13回 実施頭数 548匹
・協力動物病院における手術
協力動物病院数 31軒 実施頭数 235匹
子猫の育成サポート
・子猫育成サポーター登録人数 9名
・育成し、譲渡した子猫の数 57匹
寄附の使途等
いただいた寄附については、飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用、医薬品及び子猫の育成のために必要な物品の購入に全額活用しており、残額は令和4年度に繰り越し、手術費用と子猫の育成に必要な物品の購入に活用させていただく予定です。
内訳 | 歳入 | 歳出 |
---|---|---|
令和3年度寄附額 |
3,005,000円 |
|
前年度繰越額 |
1,400,000円 |
|
飼い主のいない猫不妊・去勢手術 ※ |
|
1,572,000円 |
医薬品 |
|
1,230,181円 |
消耗品費 |
|
101,035円 |
次年度繰越額 |
|
1,501,784円 |
合計 |
4,405,000円 |
4,405,000円 |
※(公社)三重県獣医師会の協力獣医師による手術や技術支援にかかる費用
ご支援ありがとうございます!
飼い主のいない猫の殺処分減少のためのクラウドファンディング(平成30年度以降)
令和2年度の結果報告はこちら
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