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令和06年07月29日

食中毒警報について 

 食中毒は年間を通して発生します。このうち、細菌による食中毒は、高温多湿になる夏に多く発生しています。
 細菌による食中毒の発生を防止するため、夏期(7月~9月)に、次の気象条件が予想される場合、「食中毒警報」を発令し、県民や食品取扱業者に対して、食品の取扱い等について注意喚起をしています。

食中毒警報発令基準

(1)気温30℃以上が10時間以上継続することが予想される場合
(2)気温25℃以上で相対湿度90%以上が10時間以上継続することが予想される場合
(3)24時間以内に急激に気温が上昇し、その差が10℃を超えることが予想される場合
(4)その他、食中毒及び感染症の発生状況等を勘案し、特に必要があると認める場合

なお、この警報の有効期間は、警報発令後48時間です。

警報発令時の食品等の取扱い注意事項

 食中毒予防の3原則は、食中毒菌を「つけない・ふやさない・やっつける」です。

 常に心がけるとともに、食中毒警報の発令時は特に次のことを守り、食品の取扱等に注意してください。

1.台所は清潔に

 ハエ・ゴキブリの駆除に努めましょう。

2. 調理器具(包丁、まな板など)も清潔に

 よく洗ったあと、熱湯をかけたり煮沸したりして消毒しましょう。
 肉や魚の下ごしらえは、なるべく専用のものを使いましょう。

3.調理・食事の前に必ず手指の消毒を

 殺菌効果のある石けんや石けん液を使いましょう。
 調理前や食事前、肉や魚を触った後、トイレの後には必ず手を洗いましょう。

4.冷蔵庫を過信しないで

 冷蔵庫は10℃以下に保ちましょう。
 扉の開閉は時間を短く、回数は少なくしましょう。
 詰め込みすぎに注意しましょう(目安は7割)。
 肉や魚は容器に入れ、他の食品に触れないように保存しましょう。
 庫内の清掃、消毒は週に1回は行い、整理整頓しましょう。

5.生ものはなるべく避けましょう

 新鮮な材料を選び、加熱して食べるようにしましょう。

6.食料品を買ったら、すぐ冷蔵庫へ

 買った食品は、短時間でも高温のもとに置かないように注意しましょう。

7. 調理した食事は、早く食べましょう

 時間が経ちすぎたものや、少しでも怪しいと思ったら、思い切って捨てましょう。
 残った食品を保存するときは、手を洗ってから、早く冷えるように浅い入れ物に小分けしましょう。
 残った食品を温めるなおすときも十分に加熱しましょう(味噌汁やスープは沸騰するまで加熱しましょう)。

⾁の⽣⾷や加熱不⼗分などによる食中毒に注意しましょう!

カンピロバクターによる食中毒が多発しています

 カンピロバクター食中毒は、近年、全国的にも三重県でも発生の多い食中毒で、生や加熱不足の食肉が原因食品として疑われる事例が多いです。

 ◇手指をよく洗い、必要に応じ消毒しましょう。
 ◇食肉等は十分に加熱してから食べましょう。
 ◇⽣⾁の調理に使用した器具(包丁やまな板等)は十分に洗浄・消毒しましょう。
 ◇水道水以外の水を使用する場合には、定期的に水質検査を実施しましょう。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 農林水産部 農産物安全・流通課 食の安全・安心班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁6階)
電話番号:059-224-3154 
ファクス番号:059-223-1120 
メールアドレス:shokua@pref.mie.lg.jp

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