三重県食の安全・安心確保基本方針
この基本方針は、三重県食の安全・安心の確保に関する条例に基づき、「県民の健康の保護」、「地産地消等の推進を通じた食品関連事業者と県民との間の信頼関係の構築」、「安全で安心できる食品の供給及び消費の拡大」に寄与することを目的とするものです。この目的を達成するため、県民、食品関連事業者、県等多様な主体の相互理解、連携及び協働により、食の安全・安心の確保に関する施策を総合的に推進します。
- 食品衛生法、JAS法および健康増進法の食品表示に関する規定を統合した食品表示法が施行されたことを受け、三重県食の安全・安心確保基本方針の関連項目の表記について整理し、改正を行いました。
三重県食の安全・安心確保基本方針 (平成27年7月24日改正)
基本方針の概要
基本的方向 |
実施すべき施策 |
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1 食品等の生産から加工・調理・販売 に至るまでの監視指導体制の充実 |
生産段階や加工・調理・販売段階での監視、指導、検査を実施し、これらに関する情報の公開・提供を迅速に行い、県民の意見を反映して監視指導体制と取組内容を充実します。また、食の安全・安心に関する科学的知見の集積に努め、調査研究の推進とその成果の普及啓発を行います。 |
2 食品関連事業者等が主体的に食の 安全・安心確保に取り組みやすい環境 の整備 |
県民、食品関連事業者、食品関連事業者により構成される団体(以下、「食品関連事業者団体」)への情報提供の充実や県民に安全・安心を提供する食品関連事業者等の主体的な取組に対し支援します。 |
3 情報提供や学習機会の提供により 県民の合理的な選択を促進する環境 の整備 |
県民が食の安全・安心に関する知識と理解を深め判断、選択を行えるよう、県民の立場に立った情報提供を充実させるとともに学習機会を提供します。 |
4 多様な主体の相互理解、連携等に よる県民運動の展開 |
県民、食品関連事業者、NPO、地域の団体、学校などの多様な主体が相互理解を深め、連携及び協働して食の安全・安心確保に取り組む県民運動を進めます。 |
施策を効率的に推進するために ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
1 施策提案の反映
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食の安全・安心確保に関する施策についての提案制度により、県民及び食品関連事業者の意見を把握し、施策への反映に努めます。 |
2 国・関係自治体及び多様な主体との連携及び協働 |
食の安全・安心を確保するために、国・関係自治体・関係団体・学校・NPOなどの多様な主体と密接に連携及び協働して施策を推進できるよう努めます。 |
食の安全・安心に関する施策を効果的、総合的に推進するため、施策に関する行動計画を策定し実行していきます。 |