平成21年度地方公営企業決算概要(市町関係分)
地方公共団体は、地域住民の多種多様な要請に応えて、教育、社会福祉、土木、消防など一般的な行政活動を行うとともに、水の供給や公共輸送の確保、医療の提供や下水の処理などの地域住民の生活や地域の発展になくてはならないサービスを提供する事業活動を行っています。
これらの事業のために地方公共団体が経営する企業を「地方公営企業」と呼びます。
今回、ここにお示しするものは、平成21年度における三重県内の市町、一部事務組合の水道事業、病院事業、下水道事業等の地方公営企業の決算状況です。
地方公営企業は、地方公共団体が経営する「企業」ですから、「常に企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉の増進をするように運営すること(地方公営企業法第3条)」が求められています。
しかし、多くの地方公営企業の経営は厳しい状況となっており、今後一層経営健全化・効率化への取り組みが必要となってきています。
目次
(注)原則として、金額については千円単位で計算した額を百万円未満を四捨五入して端数処理した数値です。
過年度データ