1.決算規模
平成16年度の普通会計決算は、歳入総額、歳出総額とも前年度より増加した。
また、単年度収支は黒字だが実質単年度収支は積立金の積立が減のうえ取り崩しが増となったことから赤字となった。
なお、実質収支については、昭和63年度以降17年連続で全団体が黒字となった。
(1)歳入・歳出規模
- 歳入総額 6,991億2,484万円
(前年度6,944億3,306万円、対前年度比 0.7%増) - 歳出総額 6,749億250万円
(前年度6,644億465万円、対前年度比 1.6%増)
(2)実質収支
「歳入歳出差引額(形式収支)」242億2,235万円から「翌年度に繰り越すべき財源」47億249万円を控除した「実質収支」は、195億1,986万円 (前年度233億8,918万円)となり、全団体黒字決算となった。
(3)単年度収支
「単年度収支」は、26億8,425万円の黒字となった。(前年度48億1,969万円の黒字。)なお、黒字団体は19団体、赤字団体は28団体であった。
(4)実質単年度収支
「実質単年度収支」は、120億302万円の赤字となった。(前年度20億6,467万円の黒字。)なお、黒字団体は14団体、赤字団体は33団体であった。