洋上風力発電に係る県内港湾活用可能性調査業務を委託するにあたって、下記のとおり、企画提案コンペを実施します。業務の詳細については「業務委託仕様書」を、企画提案コンペの参加及び実施方法については「参加仕様書」をご確認ください。
記
1 業務目的
本県では、「ゼロエミッションみえ」プロジェクトに基づき洋上風力発電の設置に向けた取組を促進している。これまで、令和4年度には三重県における再生可能エネルギーのポテンシャル調査を、令和5年度には洋上風力発電に係る港湾整備調査を、令和6年度には洋上風力発電に係る新産業創出の可能性調査・検討を実施している。
近隣の和歌山県沖では洋上風力発電の「準備区域」に指定されているほか、愛知県田原市・豊橋市沖では浮体式洋上風力発電実証事業に選定されている。今後、洋上風力発電の案件形成とあわせて、近隣県において既存港湾の改修等による港湾整備が進む可能性がある。
また、国は洋上風力発電導入促進に向けた港湾のあり方を検討するため、施工手順毎に必要となる港湾機能を区分し、基本的な港湾の類型案として、産業集積港(作業船拠点、資機材生産)、基地港湾(設置・組立、大規模修繕、撤去)、O&M港といった整理をしている。
本業務では、このような状況及びこれまでの調査結果を踏まえつつ、国内外における洋上風力発電導入事例(着床式・浮体式)や港湾整備事例、洋上風力発電及び港湾に関する国の検討内容、洋上風力発電の技術動向、県内及び近隣県港湾のポテンシャル等を調査する。その上で、洋上風力発電導入のための港湾活用に関する可能性(基地港湾としての活用だけでなく、基地港湾以外の港湾としての活用や複数港湾の組み合わせ等を含む)を調査し、経済波及効果や費用対効果、リスク等の分析を通じて、本県における港湾活用の選択肢を提示することを目的とする。
2 業務概要
(1)業務名
洋上風力発電に係る県内港湾活用可能性調査業務委託
(2)業務実施期間
契約締結の日から令和8年2月27日(金)
(3)契約上限額
27,272,652円(消費税及び地方消費税相当額を含む。)
(4)契約者数
1者
(5)業務内容
別添「業務委託仕様書」のとおり
3 参加条件
次に掲げる要件をすべて満たした者とします。
(1)参加者資格
ア 当該企画提案コンペに係る契約を締結する能力を有しない者又は破産者で復権を得ない者でな
いこと。
イ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第32条第1項各
号に掲げる者でないこと。
ウ 共同事業体により参加する場合は、各構成員がア及びイの条件を満たすこと。
また、共同事業体等により参加する場合は、代表となる主体を定めること。
同時に複数の共同事業体の構成員になることはできず、また、共同事業体に所属しながら自ら
が単独で提案を行うことができません。
(2)最優秀提案者が満たすべき資格
ア 三重県建設工事等資格(指名)停止措置要領により資格(指名)停止を受けている期間中であ
る者でないこと。
イ 三重県物件関係落札資格停止要綱により落札資格停止措置を受けている期間である者又は同要
綱に定める落札資格停止要件に該当する者でないこと。
ウ 三重県税又は地方消費税を滞納している者でないこと。
エ 共同事業体により参加する場合は、各構成員がア~ウの条件を満たすこと。
オ 業務遂行にあたり連絡調整ができるように、体制を整えておける者であること。
4 実施スケジュール
(1)質問の受付
令和7年4月28日(月)17時まで
※1質問は質問書(様式3)により電子メールにて受付
※2回答は令和7年5月1日(木)に三重県ウェブサイトに掲載
(2)企画提案コンペ参加資格確認の申請
令和7年5月7日(水)17時まで(必着)
(3)企画提案書等の提出
令和7年5月23日(金)17時まで(必着)
(4)プレゼンテーション審査
令和7年5月29日(木)
※対面形式で実施