国内の高病原性鳥インフルエンザ発生に関する情報
〇国内において、農場での高病原性鳥インフルエンザが複数個所で発生しています。
令和2年度 高病原性鳥インフルエンザ国内発生事例について
現在のところ、確認されたものはすべてH5N8型です。
〇野鳥等の検査対応レベルは、国内発生があり最上級のレベル3となっています。
〇糞便、環境中から3道県5件でH5N8が検出されています。
環境省 高病原性鳥インフルエンザ情報
〇香川県農場で検出されたウイルスは、昨冬ヨーロッパで流行したものと相同性が高く、北海道の糞便から検出されたものとも近縁であるため、野鳥により持ち込まれたものと推察されています。
農研機構動物衛生研究部門研究成果プレスリリース
〇香川県の高病原性鳥インフルエンザの続発状況を踏まえた緊急提言(PDFリンク)
家きん疾病小委員会から発生農場の疫学調査結果を基に発出されています。現地調査により小型野生動物の侵入、人・物等の疫学関連による伝播の可能性が指摘されているほか、環境的な要因として、ため池等の地理的状況から、野鳥の集団が持ち込んだウイルスの量が環境中で高まっていること、また、養鶏密集地域において環境中のウイルス量が増大していったこと等が想定されています。
養鶏関係者におかれましては、飼養衛生管理について再点検を行い万全の体制をとるようにしてください。
発生予防対策リーフレット
発生予防のポイント