伊勢南北幹線道路の完成供用について
伊勢南北幹線道路(県道伊勢松阪線及び県道大湊宮町停車場線)については、平成24年12月16日(日)15時に全線供用を予定しています。
事業概要
伊勢南北幹線道路は、伊勢市内の南北の混雑解消を目的に一般国道23号から県道鳥羽松阪線を結ぶ幹線として宮川右岸に計画された延長約2.5kmの道路で、JR参宮線および近鉄山田線をそれぞれ立体で交差する道路構造が特徴となっています。これまでは、市街地を南北に分断する形で、それぞれの踏切で慢性的な交通渋滞が発生し、市民生活に影響を与えており、既存の幹線道路の機能を果たせない状況にありました。
この度の伊勢南北幹線道路全線開通により、踏切による渋滞の解消や、歩行者・自転車の安全性の向上、また、災害時の緊急輸送道路として大きく寄与するとともに、加えて中心市街地や観光拠点などへのアクセス機能が向上することによる産業・観光の発展など、地域の活性化にも大きく寄与するものと期待されます。
・伊勢南北幹線道路(全線)
延 長 L=約2.5km (国道23号宮川ICから県道鳥羽松阪線交差点まで)
幅 員 車道 3.25m×2車線 歩道3.0m×両側 (全幅員 18.0m)
事業期間 平成3年度から平成24年度まで
事業費 約113億円
・今回供用区間
供用延長 L=約1.9km
(平成8年に国道23号宮川ICから県道伊勢松阪線豊浜大橋南交差点の約0.6・汲高ノついては供用済)
供用箇所 起点:伊勢市中島1丁目地内
終点:伊勢市御薗町高向地内
主要構造物 JR高架橋(L=約370m)
近鉄アンダーボックス(L=約40m)
伊勢南北幹線道路PRリーフレットのダウンロードはこちらから リーフレット(表) リーフレット(裏)
・開通式典
今回の開通を記念し、伊勢南北幹線道路建設促進期成同盟会(会長:伊勢市長)がセレモニー(開通パレード)を予定しているほか、なでしこロードレースイン伊勢委員会および伊勢市の主催で、自転車レースを予定しています。
開通パレード:伊勢南北幹線道路本線
午前11時30分頃
自転車レース:伊勢南北幹線道路本線 (横浜ゴム北側交差点から豊浜大橋南交差点の間)
午後12時~午後2時頃
一般供用開始:伊勢南北幹線道路
午後3時頃
①近鉄アンダーBOX付近
②JR立体交差部分の高架橋付近