「三重県食を担う農業及び農村の活性化に関する条例」(以下、「条例」という。)並びに「同基本計画」(以下、「基本計画」という。)については、近年における農業及び農村をめぐる諸環境の変化等をふまえ、県民の皆さんや有識者等からのご意見をいただきながら、見直しの作業を進めているところです。
令和6年12月の県議会環境生活農林水産常任委員会において、これまでの見直しの作業を取りまとめた条例並びに基本計画の改正案について議論が行われたところ、「県内農業生産の拡大」と「食料自給率の向上」をめざす内容とすることなどについて委員長報告がありました。
これらへの対応について、条例や基本計画への反映に向けて検討を行った結果、あらためて県民の皆さんや有識者等のご意見を伺いながら進める必要があると判断し、当初予定していた令和6年度中の改正を延期します。
(1)県議会環境生活農林水産常任委員会への対応について
令和6年12月の委員会において、以下の2点について委員長報告がありました。
・条例、基本計画について「県内農業生産の拡大」と「食料自給率の向上」をめざす内容とすること
・基本計画においては、県の食料自給率の数値目標を定めることを検討すること
今回の委員長報告を重く受け止め、県民の食料安全保障の確保に向けて、県内農業生産の拡大や県の食料自給率の向上を条例や基本計画に明確に位置付ける方向で、再度検討を進めます。
(2)今後の対応について
再度検討を進めるにあたって、こうした見直しは本県の農業政策の大きな転換点でもあることから、以下の事項に対応しつつ、見直し作業を進めていきます。
①新たな国の動向の把握
国の「食料・農業・農村基本法」の改正に伴う関連法の施行や、国の基本計画における食料自給率の目標設定等
をふまえて検討
②生産拡大に向けた取組の整理
「県内農業生産の拡大」に向けて、輸出を含めた販路拡大の取組との連動を明確に示せるよう、条例の構成など
の見直しを検討
③県民や有識者等からの意見聴取
「県内農業生産の拡大」や「食料自給率の向上」の条例や基本計画への反映にあたって、県民の皆さんや農業関
係者、有識者等の意見も丁寧に伺いながら検討
あらためて県民の皆さんや有識者等からのご意見を伺うとともに、県議会にも説明を行いながら、条例並びに基本計画の令和7年度中の改正に向けて検討を進めます。