また、気象や農作業記録、選別・選果などのビックデータを活用し、栽培環境の改善や栽培管理技術の向上につなげる実証も全国で始まっています。
さらに、市場情報や消費行動などのビックデータの解析により、消費者の心にささる商品やサービスの開発、適時適量の生産や流通の実現など、効果的で効率的なマーケティングの実践につながることが期待されています。
こうした「スマート農業」や「ビックデータ解析技術」など革新的技術の導入・実装によって、今後、本県における農業や流通の現場が大きく変革する可能性があります。
1.三重県 スマート農業の進め方
2.県内の取組状況
中央農業改良普及センターのホームページにおいて、取組状況を随時更新しています。
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3.取組の視点
(1)労働力となる人材の最小限化と経営規模の拡大
・水田農業を中心としたほ場管理システムとスマート農機の導入
・野生鳥獣の自動・遠隔捕獲システムの普及 など
(2)熟練農業者が有する技術の継承
・気象や作物の生育状況に適した作業を提案するエキスパートシステムの開発・導入
(気象やセンシングのデータを基にした生育診断・予測、畜産の発情発見等のシステム)
など
(3)農産物等の生産量の増加、品質向上や付加価値の創出
・センサーと自動制御や遠隔操作による温室やビニルハウスの複合環境コントロール など
4.問い合わせ先
三重県農林水産部担い手支援課 農業活性化推進班
電話 059-224ー2016