記事作成:三重大学医学部1年 内山 耀
尾鷲ならでは!
三重県の南部に位置する尾鷲は、熊野灘に位置する漁師町である。新鮮な魚が獲れるとあって、小さな街であるにもかかわらず、尾鷲市には約10件もの寿司屋が店を構えている。今回は、その中の2店に足を運んできた。
絶品!オニエビの握り
街の市役所近くに店を構える「あけぼの鮨」風情ある店構えから一歩中に入ると、尾鷲出身の明るい夫婦が迎えてくれる。カウンターの奥にはお座敷、テーブル席もあり宴会場として利用もできる。尾鷲は色々な種類のエビが揚がる街であり、その中の一つである「オニエビ」の握りは絶品である。その日漁港で獲れた魚を使った握りは、特製タレの味付けが味の濃厚さをさらに際立たせていて、甘めのシャリと魚の相性が抜群である。是非とも食べていただきたい。
魚だけじゃない!玉子にもこだわりが!
大きな道から一本入ったところにあるのが「一重(いちじゅう)」である。温かみのある入り口から中に入ると、明るい店内で、料理人の親子が厨房から迎え入れてくれた。なんと娘さんは西洋料理人であり、注文すれば西洋料理やデザートを食べることが出来るのも魅力的である。カウンターには尾鷲で仕入れた魚や、産地直送のうになどが並ぶ。握りは1200円からあり、お手頃価格でお寿司を食べることができる。シャリは酸味があり、コリコリの魚は噛めば噛むほど味が出てくる。さらに、一重のこだわりは魚だけにとどまらない。玉子にもこだわりがある。卵は指定のものを用いているうえ、玉子焼きにはオニエビがすりこまれているのである。初めてここに来た人はその美味しさに圧倒され、また来たくなること間違いなしだ。
まとめ
いかがだっただろうか?尾鷲にはこの2件以外にも多くの寿司屋があり、それぞれに特徴がある。自分の口に合った寿司屋を探してみるのもおもしろいかもしれない。尾鷲に来られた際には是非一度ご賞味あれ!
コメント
読んでいただきありがとうございました。尾鷲出身の内山です。大学生になり、尾鷲を離れ津で暮らしているのですが、津の魚は食べられません!(笑) 尾鷲を離れて初めて、何気なく食べていた地元のお寿司の美味しさに気づきました。その美味しさを皆さんにもお伝えしたく、今回このような記事を書かせていただきました!是非尾鷲でお寿司を食べてみてください!