平成30年度公立学校が統一して取り組む総勤務時間縮減取組について
1 趣旨
総勤務時間の縮減は、教職員が心身にわたる健康を維持し、ワーク・ライフ・バランスを図りながら意欲を持って教育活動を継続する観点から大変重要な課題です。
県教育委員会は、三重県教育ビジョンで「教職員が働きやすい環境づくり」を施策と掲げ、平成29年度に、県教育委員会及び市町等教育委員会とすべての学校が実情に応じて時間外労働時間と休暇取得日数の目標を定め、その達成のために統一した項目に取り組むこととし、関係機関が一体となって確かな総勤務時間縮減を進めたいと考えています。
2 総勤務時間縮減の目標設定
総勤務時間の縮減は、時間外労働時間の削減や休暇取得日数の増加など、成果が実感できる取組となることが重要であると考えています。
【県、市町、学校の目標】
① 時間外労働時間を平成28年度と比較して15%削減
② 休暇取得日数を年に1日多く取得
③ 月80時間を超える時間外労働者を3年で解消する目標の設定(平成30年度より新規)
3 総勤務時間縮減のために各学校が統一して取り組む項目
三重県の公立学校が統一した取組を推進することで、地域の理解も得やすくなり、教職員の意識も高まると考えています。
【公立学校で統一して取り組む項目】
① 定時退校日の設定
月に1~2日を設定する。
② 部活動休養日の設定
各学校は県及び市町の部活動ガイドラインをもとに設定する。
③ 会議時間の短縮(会議スマートルールを参照)
年間を通して各学校で工夫をして会議の短縮・効率化を図る。