(4)選定の結果
審議会は、以上の審議結果に従い、栃木・福島地域又は岐阜・愛知地域が移転先となるべきものとして選定する。茨城地域は、自然災害に対する安全性に優れる等の特徴を有しており、栃木・福島地域と連携し、これを支援、補完する役割を果たすことが期待される。三重・畿央地域は、他の地域にはない特徴を有しており、将来新たな高速交通網等が整備されることになれば、移転先候補地になる可能性がある。
なお、移転先では、初期段階からその地域だけで首都機能の運営に十全を期することは容易ではなく、東京あるいは仙台、名古屋、京都、大阪等の大都市との広域的な連携はもちろん、同じ調査対象地域内の他の地域との連携が必要である。
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