県民の生活や経済活動が県境を越えて拡大する中で、県単独では解決することが難しい課題が増えており、複数の府県等が連携して取り組むことによって、より効率的・効果的に解決していく広域連携の取組強化が求められています。
さらに、人口減少、産業の空洞化などによる地域活力の低下が指摘されており、東京一極集中を是正し、個性豊かな地域社会を創造していくことが重要な課題となっています。
このため、中部圏や近畿圏、あるいは、環伊勢湾や紀伊半島地域など様々な圏域で近隣府県と連携し、広域防災対策、伊勢湾の再生や環境対策、熊野古道の保全と活用など、共通の政策課題に対応すべく広域的に取り組み、県単独では解決が難しい課題への対応を進めています。
また、中部圏と近畿圏の両圏域の結節点として、三重県の有する両圏域とのネットワークを生かし両圏域をつなぐ広域連携を進めます。