三重県では、2050年度までに県域における温室効果ガスの排出実質ゼロをめざす「ミッションゼロ 2050 みえ~脱炭素社会の実現を目指して~」を宣言しています。この実現に向け、地球温暖化対策の推進に関する法律で策定が義務付けられている地方公共団体実行計画として「三重県地球温暖化対策総合計画」(以下「県計画」という。)を策定し、2023(令和5)年3月の改定では、国の削減目標をふまえ、2030年度における県域からの温室効果ガス排出量を2013年度比で47%削減する目標を掲げました。 また、県計画では、県の事務・事業における削減目標を52%とし、水道・工業用水 道事業(企業庁)については、別途削減目標を設定するなど、削減に向けた取組を行っていくこととしています。企業庁では、これまでにも高効率機器への更新や再生可能エネルギーの導入などを進めてきましたが、より一層、県計画に基づく取組を率先して実施していくよう、削減目標や目標達成に向けた取組を明らかにし、企業庁における温室効果ガス排出量を削減するため、本計画を策定します。