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令和05年10月12日
令和5年度糖尿病重症化予防人材育成研修会を開催しました
糖尿病性腎症重症化予防のために
糖尿病の発症予防や重症化予防のために、糖尿病性腎症重症化予防プログラム等による地域と医療が連携した取組や多職種の連携による患者への療養支援が必要とされています。これらの取組が患者の身近な地域で効果的に行われるよう、糖尿病に対する専門的な支援ができる人材を広く育成するため、多職種連携の研修会を開催しました。
日 程 令和5年9月30日(土)10:00~15:30(オンライン受講者は14:15まで)
会 場 三重県庁講堂(オンライン:Zoomウェビナー使用予定)
定 員 会場参加(講義+グループワーク)先着 50名 ※グループワークのみの参加は不可
オンライン参加(講義のみ) 先着 150名
対 象 医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、管理栄養士・栄養士、理学療法士、臨床検査技
師、歯科衛生士、行政職員等
参加申込者数 104名
ウェビナー視聴者 63名
会場参加者 9名
所属別内訳 職種別内訳
看護師・准看護師 |
10 |
保健師 |
6 |
管理栄養士・栄養士 |
18 |
薬剤師 |
10 |
臨床検査技師 |
4 |
歯科衛生士 |
1 |
その他 |
1 |
医療機関 |
16 |
行政 |
16 |
薬局・薬品会社 |
8 |
その他 |
10 |
研修プログラムは
こちら
【結果】※参加者アンケートより抜粋
◆研修を受講して、職場で取り組もうと思ったこと
・腎症の予防のためには、血圧コントロールや肥満予防など生活習慣の改善が重要であることを学んだ。
・保健指導に来てもらえるような案内通知に見直しをしようと思う。
・一方的な指導ではなく、支援者が語る場を作り、対象者が大切に思っていることを守るために治療に励むこと
ができるよう支援したい。
・1人の患者さんと接する時間が短いが、その中でセルフモニタリング指導の大切さを感じた。
血圧手帳の中に体重や内服状況、食事状況(外食等)患者さんの負担にならない程度に、個々に合わせて声掛
けをしていきたいと思った。
・運動療法について具体的に教えてもらったので、患者さんに伝えられそうだと思った。
・治療の意味を患者さんが理解して取り組めるよう、これまで以上に投薬時の対応を丁寧に行っていきた
い。
・検査結果から患者さんの現在の体の状態を説明するのに、チェックシートを使うのがとてもわかりやすそう
だったので、使用してみたいと思った。
・糖尿病性腎症重症化予防指導を拒否された方にもう一度、アプローチしようと思った。
・多職種で話し合うことはすごく良いと思った。当施設でも多職種でカンファレンスができたらもっといい介
入ができると思った。
・多職種で関わり、情報共有を行い患者様の様々な情報を得て寄り添える医療を心がけたいと思った。
・糖尿病透析予防指導に取り組みを始めるにあたって、各講師の先生方の話がとても参考になり今後活用していきたいと思う内容が多く参加できてよかった。
*多数の前向きなご意見をいただきました。それぞれやるべきことを確認していただけたようです。
研修会の内容を有効にご活用いただき、引き続き糖尿病発症予防・重症化予防に取り組んでいただければと思
います。