テーマ『発見しよう!地域医療のひ・み・つ』
平成26年8月23日(土)、24(日)に大台町で医療関係者・地域住民を対象とした三重県へき地医療研修会を行いました。
研修会は、大台町の雄大な自然に囲まれた宮川林業総合センターで行われました。
研修会の風景
研修会1日目 84名、2日目 45名と今年も医学生、医師、看護師、コメディカル、地域住民の方などへき地医療を支えている皆様にご参加いただきました。
研修会の冒頭に佐々木様(三重県医療対策局長)、尾上様(大台町長)、浜井様(三重県議会議員・健康福祉病院常任委員会委員長)よりご挨拶をいただきました。
医学生7グループが体験実習報告を行いました。
研修会に先がけ県内各地で8月20日~8月23日に行われた「へき地医療体験実習」の実習報告会を行いました。各グループ総勢18名の医学生がへき地の現場で「見て・聞いて・感じた」ことを発表しました。
会場からたくさんのご質問・ご意見もあり、ゆるキャラも登場し、盛大な報告会となりました。
参加者全員でワールド・カフェを行いました。
体験実習報告会に引き続き、へき地医療を支える皆様にもご参加いただき、ワールド・カフェを行いました。参加者全員で「へき地で困っていることはないか?できることは?」について語りあいました。
へき地医療に熱い思いを持っている参加者が多く、議論は盛り上がり、制限時間いっぱい語り合いました。
※ワールドカフェ:グループで行う話し合いの手法
交流会
研修会1日目終了後、奥伊勢フォレストピアにて交流会を行いました。へき地医療を支える関係者が一同に集まり、情報交換を行いました。
研修会参加者の投票で決定した、体験実習報告会の最優秀賞・優秀賞グループの表彰式を行いました。今年は報徳病院グループが最優秀賞、南伊勢病院グループが優秀賞を受賞しました。
惜しくも賞を逃しましたが、ほかのグループの発表も非常に魅力的でした。ぜひ来年は最優秀賞を狙って頑張っていただきたいと思います。
最優秀賞:報徳病院グループ 優秀賞:南伊勢病院グループ
講演「地域に寄り添医20年~地域住民と診療所医師の強くて温かい絆の物語~」
研修会2日目には、福井県より名田庄診療所 所長の中村伸一先生にお越しいただき、特別講演を行いました。
中村先生が名田庄で行っている地域医療の実情、現実を語っていただき、地域に寄り添って治療を行うことのすばらしさ、やりがいを教えていただきました。中村先生が地域で行われてきた診療、経験を皆さん真剣に聞いていました。
研修会終了後、会場前で参加学生の皆さんと記念撮影をしました。
皆さん、ご参加ありがとうございました。