本日(5月31日)、三重県エネルギー対策本部会議を開催しました。県民の皆さまにおかれましては、
この夏の省エネ・節電の取組について、次のとおりご協力をお願いいたします。
昨年3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故以降、この夏も電力不足が懸
念されます。
5月18日、政府から「今夏の電力需給対策について」が発表され、7月2日から9月7日までの間、中
部電力管内では、一昨年比「5%以上」、関西電力管内では一昨年比「15%以上」の節電に取り組んでい
くこととなっています。
県では、県庁ISO14001の取組を進め、既にクールビズの前倒しなどを行っていますが、庁舎内に
おける冷房や照明等の省エネ・節電やLED照明への切り替えなどを通じて、この夏の電力消費を一昨年比
で最低5%節減するように努めていきます。
関西電力管内の県庁舎等においては、厳しい電力需給をふまえ、一昨年比で15%以上のさらなる節減に
努めるとともに、万が一の計画停電に備えて、住民サービスの低下をできる限り招かないよう準備を進めて
いきます。
県民・事業者の皆さまにおかれましても、昨夏に引き続き、生活スタイルや事業活動を見直していただ
き、省エネ・節電にご協力いただきますようお願いします。
具体的には、
・エアコンの温度28℃設定(設定温度を2度引き上げた場合、10%削減)
・“すだれ”や“よしず”などの活用(10%削減)
・不要な照明の消灯(5%削減)
・使わない機器はコンセントからプラグを抜く待機電力のカット(2%削減)など、
特に電力需給がひっ迫する平日の昼間13時から16時の時間帯を中心に、ご協力をお願いします。
なお、昨年の紀伊半島大水害で被災された皆さまにおかれましては、復旧・復興の途上であることから、
可能な範囲で省エネ・節電にご協力をお願いします。
平成24年5月31日
三重県知事 鈴木 英敬
関連資料
この夏の省エネ・節電の取組について(知事から三重県民の皆さまへの呼びかけ) (PDF形式 : 22KB)