年齢別人口調査結果(平成15年)
結果の概要
4 市町村別の結果
ほとんどの市町村で老年人口割合が上昇
(1) 年齢(3区分)別人口割合
年齢(3区分)別人口割合を市町村別にみると、紀和町、美杉村、宮川村など概ね人口減少率の高い町村では、年少人口割合が低く、老年人口割合が高い状況となった。
一方、東員町、木曽岬町、鈴鹿市など県北部の市町では、生産年齢人口割合が高く、老年人口割合が低い状況となった。 (表9)
年齢3区分別人口を前年と比較すると、年少人口は、大内山村4.0% など14市町村で増加し、美杉村10.3% など55市町村で減少した。
生産年齢人口は、楠町、三雲町の 0.9% など16市町村で増加、南島町、紀勢町の3.6%など53市町村で減少した。
老年人口は、木曽岬町の4.7% など65市町村で増加、大宮町の0.8% など4町村で減少した。
(表10)
(2) 年齢構造(指数)
年少人口指数についてみると、鵜殿村が27.8で最も高く、美杉村が15.5で最も低くなっている。
老年人口指数についてみると、紀和町が136.2で最も高く唯一100を越えており、その他16市町村で50を越えている。また、最も低いのは東員町の20.9となっている。
従属人口指数についてみると、紀和町が154.8と最も高く、生産年齢人口1人で従属人口約1.5人を支えていることになる。また、最も低いのは東員町の40.4で、その他6市町で50を下回っている。 (表11)
(3) 平均年齢
平均年齢が最も高いのは紀和町の59.8歳、最も低いのは川越町の39.9歳となっており、21市町村で県平均の43.1歳以下となっている。
男女別にみると、男性で最も高いのは紀和町で56.4歳、最も低いのは川越町で38.7歳となっている。女性で最も高いのは紀和町で62.4歳、最も低いのは川越町で41.0歳となっている。 (表12)