イクボス宣言
イクボスとは
部下のワーク・ライフ・バランスに配慮し、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も上げつつ、自らも仕事と私生活を楽しむ管理職のことを指します。
三重県知事イクボス宣言
特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン代表理事 安藤哲也氏立会のもと、平成27年3月16日に都道府県知事として二例目の「イクボス宣言」を行いました。
イクボス宣言文
一 私は、職員の仕事と家庭の両立を応援し、職員の仕事やライフに対する満足度や意欲をドンドン高める「イクボス」になります。「隗(かい)より始めよ」で、私自身も、仕事を充実させつつ、妻や子どもとの時間を大切にし、思いっきり楽しみます。
一 組織の取組として、「ワーク・ライフ・マネジメント」を加速させ、長時間労働是正、柔軟な働き方、支え合う風土づくりなど、職員とともに進めます。それらの結果として、職員のパフォーマンスが上がり、県民の皆様に最高の成果を届け、県民の皆様の幸福実感を高めます。
一 リーダーの仕事の一つは「空気」を変えること。私は、県内各地の企業や団体で「イクボス」の取組や精神が広がり、三重県が、子育てするすべての家族を優しく包み込む「空気」であふれる、全国屈指の地域になるように、全力で取り組みます。
今後の展開
都道府県知事として二例目の育児休暇を取得し話題になった鈴木知事は県庁の事業主として、子育て等を行う職員を支援する管理職の姿勢を重視する「イクボス」の推進や、子育て支援の雰囲気づくりを目的とした「子ども参観(パパ、ママの職場を見学)」などを通して、県職員の育児休業の取得、育児参画の支援を行っていきます。