「三重県子ども条例」について
子どもは「社会の宝」、私たちの「未来」そのものです。
子どもが健やかに、豊かに育まれることは、社会全体の願いです。
三重県では、子どもが健やかに育つことのできる地域社会の実現をめざして、平成23年4月1日に「三重県子ども条例」を施行しました。
条例の理念を県民の皆さんと共有しながら、さまざまな活動に取り組んでいます。
♦子ども条例で大切にしたい考え方(基本理念)
1.子どもを権利の主体として尊重すること
2.子どもの最善の利益を尊重すること
3.子どもの力を信頼すること
子ども条例制定の背景、趣旨
近年、少子高齢化の進行、生活スタイルの変化、経済情勢の悪化など、社会環境の変化を背景に、家庭における親子関係や、地域社会における人間関係が変容し、その影響を受けやすい子どもたちにかかわるさまざまな問題が顕在化しています。
子ども条例は、子どもが豊かに育つことができる地域社会づくりに向けて、地域の多様な主体がともに連携、協働して取り組むために必要な事項を規定しようとするものであり、もって子どもの権利が尊重される社会の実現をめざすものです。
三重県子ども条例
子ども条例の改正に向けて(令和6年度)
「三重県子ども条例」の施行から10 年以上が経過し、子どもを取り巻く環境は大きく変化しています。いじめ、不登校、児童虐待相談対応件数が過去最多となるほか、子どもの貧困、ヤングケアラーといった課題も顕在化しています。このような状況を踏まえ、県では令和6年度に、「三重県子ども条例」の改正、「三重県こども計画(仮称)」の策定を進めています。 → 詳細はこちら