企業子宝率調査
企業子宝率とは
厚生労働省政策評価に関する有識者会議委員である渥美由喜さんが考案した指標で、企業の従業員(男女を問わず)が、在職中にもつことが見込まれる子どもの数を表します。
調査期間
平成26年10月1日~平成27年2月
対象企業
県内に本社がある常用雇用者10人以上概ね300人未満の企業
調査項目
- 企業の15歳~59歳の常用雇用者数
- 各従業員の年齢、その子どもの年齢
調査方法
- 常用雇用者10人以上の企業の「従業員の年齢」、「子どもそれぞれの年齢」を調査
- その中で企業子宝率の高かった企業にヒアリング
調査結果
- 回答企業数:157社
- 平均値:1.30
- 最高値:2.31
今年度の分析結果(特に優れた取組事例)
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子どもが発熱したときなどに取得できる「子の看護休暇制度」を小学校卒業まで可能とし子育てしやすい環境を実現している。
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男性従業員も含め、子育て参画のためのフレックス勤務に柔軟に対応している。
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時短推進室を設置し、ワーク・ライフ・バランス実現の取り組みを継続し事務効率向上、ほぼ残業なしを実現している。
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制度はないが事業主判断で時短勤務が可能になっている。
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従業員自身の成長のため、子ども自身がたくましく育つためにも子どもを多く持つことを事業主が推奨している。
など、非常に興味深い取り組み事例がありました。
表彰
回答157社についてヒアリング等を実施し、企業子宝率と取組内容を総合的に勘案し、次の8社を表彰企業に選定しました。
★ 三重県企業子宝率調査優秀企業表彰(3社)
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株式会社河合組(津市)
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有限会社ベルクリック(松阪市)
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株式会社フルバック(四日市市)
★ 三重県子育て取組優秀企業表彰(5社)
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株式会社上村組(度会郡南伊勢町)
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株式会社佐野テック(三重郡菰野町)
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株式会社佑成産業(度会郡玉城町)
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上野都市ガス株式会社(伊賀市)
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菱田建材株式会社(伊勢市)