三重県立子ども心身発達医療センター 第1回小児整形・児童精神合同研修会 開催結果について
平成30年7月27日(金)三重県総合文化センター文化会館中ホールにて、「途切れない支援を目指して」と題した合同研修会を開催しました。
当日は、教育関係及び医療・福祉・行政関係の方々を中心に、376名の方にご参加頂きました。参加割合としては、保育園・幼稚園・小・中・高・特別支援学校等の教育機関全体で約半数となる51%、県・市町行政機関21%、医療・福祉施設11%、一般6%でした。
今回の合同研修会において、午前の部は、長野保健医療大学特任教授である福田恵美子先生に、「就学前・卒後の支援」のテーマについてご講演頂きました。
午後の部は、和歌山県精神保健福祉センター所長である小野善郎先生に、「移行支援に考える」のテーマについて講演頂きました。
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その後、三重県自閉症協会会長である藤井滋子氏、三重県立かがやき特別支援学校あすなろ分校教諭で教育ケースマネージャーである谷﨑正純氏、若者就業サポートステーション・みえで主任コーディネーターである正木淑子氏を交え、三重県立子ども心身発達医療センター児童精神科医長である中西大介の司会のもと、「移行支援について」のテーマでシンポジウムを開催しました。
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参加された人々から「とてもわかりやすく、即実践に役立つ内容だった。教師だけでなく、親・医療との連携を心がけている人、思っていてもどうしたらいいかわからない方に協働のイメージができたのではないか。」「移行支援について、広い角度から勉強する事ができた。今後は、一人ひとりの価値観を大切に生きていく意欲が持てるように支援をしていきたい。」「発達障がい児の親の立場で参加をした。とても参考になり、シンポジウムでは移行支援をテーマにとても考えさせられる内容が良かった。」等の感想が多く寄せられました。